食育を取り入れたバランスを考えた献立で、健康で潤いのある暮らしと健全な食生活
食育という言葉は、明治時代に西洋医学・栄養学否定運動を展開した陸軍漢方医、石塚左玄が『通俗食物養生法』(1898年(明治31年)「今日、學童を持つ人は、體育も智育も才育もすべて食育にあると認識すべき」)で造語しましました。なお、食育教育については、医学博士・料理評論家である服部幸應(はっとりゆきお)先生が第一人者です。服部幸應先生主催の食育指導士、食育インストラクター講座(通信講座)も開催されています。
食育に関する教材や本(たくさんのタイトルがあります)やゲーム、カルタ、食育問題にとりくんでいる活動もあり、食育の意味や指針をだす企業もふえてきています。食育に関する法律・条例や食育にともなう栄養学、食育の必要性も近年重視されるようになり、食育指導士や食育インストラクターのもと食育の講演や食育イベントも各地で開催されています。
岩手県農林水産部流通課では、厚生労働省と農水省が作製した「食事バランスガイド」を基に、「岩手版食事バランスガイド」を発行しています。県産食材と郷土料理を活用し、「バランスを考えた献立で、健康で潤いのある暮らしと健全な食生活」を営んでもらうことが目的として、 ガイドは「1日に何をどれだけ食べたらよいか」を、性別や年齢、活動量で適量を判断するもの。主食、副菜、主菜、牛乳・乳製品、果物別に料理や食品が一目で分かり、自分の食生活と照らし合わせ、問題点や改善点がチェックできます。
食育への注目度、期待度は今後増すばかりだといえます。学校や病院、福祉施設、保育園、保健所、地方自治体、食品関連会社など、食育インストラクターの活躍の場は幅広くさまざまです。食育指導士や食育インストラクターは食育の普及・推進の一端を担う新しい力としての期待されています。ぜひあなたも食育を学び実践し、自ら健康になるとともにその知識を社会に還元していってはいかがでしょう。